蛍東洋医学研究所版 鍼道秘訣集

十四条.針の跡が痛むとき Pdf版

針をした後に、針の跡が膨れ痛む患者がおります。 これは、邪気を通り越して深く針をしたために、臓腑に影響を与え、臓腑を損なったためです。
また、邪気に合わせて針をしても針の跡が痛む場合は、術者の心の持ち様が正しくないためです。
針の跡が痛くて、我慢できない患者には、痛い針をした場所の四方に針をすると、痛むところに集まった気血が散って治ります。 このような場合は、 散ずる針 をします。
どの場所でも、針の跡が痛む所にはこのように針をします。 真ん中の一つは前に痛い針をしたところで、四方の四本の針は、後で刺す針です。
場所は、どこにでも使えます。
[針の跡が痛む時の立て直しの針の図]

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