蛍東洋医学研究所版 鍼道秘訣集

三九条.お産と産後の針 Pdf版

この内容も、許可を受けた上で相伝します。
お産の時の病証としては、子供が産まれにくい時です。
治療は、臍の五寸下の横骨とその両横の三点です。
産もうといきむ力が中極や横骨に集まり、気が塞がるので産れませんが、針をすると容易に産れます。
散ずる針 をして、集まる気を散らすと産道が開いて産れます。

産後の病証としては、目眩などの血の道(女性の不定愁訴)があります。
治療は、臍の二、三寸下にある両方の腎の間です。
火曳の針 をして、上がった気を引き下ろすと目眩が止まります。
目眩が無くても、月に、二、三回は 火曳の針 をすると良いです。
これ以外の産後の治療は、口伝する内容なので記載しません。

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