蛍東洋医学研究所版 鍼道秘訣集

十五条.亡くなる病人の見分け方 Pdf版

人間が持っている非常に多くの念は、生命の源です。 この念があるうちは生きます。
念が離れた人は、死の世界に帰っていくと思って間違いありません。 念が離れた病人には絶対に針をしてはいけません。 これは、とても大切なことです。
このような教えは、他の流派には無く、患者が亡くなるまで薬の投与や鍼治療をするので、下手な針医と言われるのです。
このことが分かっている夢分流の針医は、治療する前に患者が亡くなると判るので、 治療をすることなく、上手な針医と言われます。
念が離れた患者を見分けるには、針をするときに患者の目を注意深く見る必要があります。
念が離れていない人は、針をしている時でも周りを見回しています。
念が離れた人は、針をしている時に、周りを見ないで真っ直ぐに見て、瞳が動きません。 このような患者は必ず亡くなると見切りをつけて、針をしてはいけません。
これは、秘伝中の秘伝です。

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